オーディオインターフェイスの選び方(3)

「SONAR(ソナー)」「Steinberg社のCUBASE(キューベース)」などDAWソフトと呼ばれるソフトには、オーディオレコーディング(録音)機能が付いています。
Sonarのオーディオレコーディングこの機能を使って、実際に演奏した楽器や、歌(ボーカル)など直接録音していきます。いわゆる、レコーダーと同じですね。
バンドの録音や楽器を実際に弾いて録音する人は、どちらかというと、こちらの機能を多用される方もいらっしゃるはずです。

楽器を弾けず(または、弾かず)MIDIで演奏データを打ち込みをされる方で、自身の歌声(ボーカル)を録音される際にも、このオーディオレコーディング(録音)機能を使用いたします。
また、VSTi(ソフトシンセ)プラグインなどを、MIDIデータで自動演奏させた音を、実質的なオーディオの音の帯(=クリップorリージョン)に変換(実際は、ミックスダウンorバウンスといいます)される際にも、この機能を使用します。

では、楽器やマイクは、どこにつなげばPC(パソコン)上のDAWソフトに音の信号を送ることが出来るのかという話になります。この役割を担っているのが、「オーディオインターフェイス」というわけです。

オーディオインターフェイスについて

DAWソフトとオーディオインターフェイスオーディオインターフェイスの主な役割は、実際に演奏した楽器や、歌(ボーカル)などのアナログ信号をデジタル信号に変換して、PC(パソコン)へ送ります。また、その逆、PC(パソコン)のデジタル信号をアナログ信号に変えてモニター(スピーカーやヘッドフォンなど)に送ります。ですから、当然、オーディオインターフェイスには、楽器やマイクの入力端子とモニター(スピーカーやヘッドフォンなど)に音を送る、出力端子が付いています。

PC(パソコン)との接続には、USBやIEEE1394(FireWire)に接続する外付けタイプや、PC(パソコン)の内部のPCIスロットにカードを差し込み、専用ケーブルでつなぐ「サウンドカード」タイプのもの(このタイプは、ノートパソコンには対応しません)と機種によって3種類あります。

オーディオインターフェイスの選び方(購入時に気をつけること)
まず、目的と環境にあったものを選びましょう。

つなぐ楽器と端子
フォン端子(エレクトリックギターやシンセをつなぐ)「(A)フォン端子」は、一般にシールドと呼ばれるものに対応した端子で、ギターやシンセサイザー等を接続する時によく使うケーブル端子です。

*注)ギターやベースなどを直接接続するためには、これがHi-Z(ハイインピーダンス)対応であることが必要です。入力抵抗が大きいギターやベースなどの出力は、入力側もこれに対応していないと、正しい音を入力することができません。

XLR端子(ヴォーカルマイク用の端子)「(B)XLR端子」は、キャノン端子とも呼ばれます。音楽用のマイクを接続する時に使います。

*注)コンデンサマイクを使用の場合は、電源供給が必要であり、それを供給するファンタム電源が、オーディオインターフェイスに搭載されている必要があります。ファンタム電源のスイッチをコンデンサマイクを利用する場合にオン、ダイナミックマイクを利用する場合はオフに設定します。

コンボジャック(フォン・XLRジャックとも両方対応)「(C)コンボジャック」は、フォン端子とXLR端子両方が一つになっているもので、両方のタイプのジャックが接続できる端子です。
中央の穴がフォン端子になっていて、ギターやシンセサイザー等を接続します。一方、XLR端子は外枠の穴と三角の3つの小さな穴になっていて、マイクを接続します。
その双方に対応しているため、こんな形状の端子になっています。


ミニプラグ端子(イヤホン・ヘッドホン)の小さな端子「(D)ミニプラグ端子」は、イヤホン・ヘッドホンなど、接続時の小さな穴の端子です。

midi端子「(E)MIDI端子」は、MIDIインターフェースのもので、外部シンセサイザーなどMIDI端子の付いた楽器をMIDIで接続するときに使用する端子です。MIDIケーブルを用いてつなぎます。

シンセサイザーの鍵盤でMIDIデータの入力をするときなどに使用します。
MIDIデータをマウスで打ち込む方は必要ないでしょう。

以上がオーディオインターフェイスの主な端子とジャックです。


DTMにおいて、一人でマイクで歌入れや、ギター入れをひとつづつされる場合は、オーディオインターフェイスの端子は最小限の数あればいいでしょう。
しかし、一人でも、歌と楽器を同時録音される方や、バンドでの1発録りやライブでの使用をお考えの場合、多数の端子を持ったものが必要となります。
目的に必要なこれらの端子の数は足りているか確認して、オーディオインターフェイスを選択して下さいね。

また、上の注意で述べた、ギターやベースなどを接続する方は、フォン端子にHi-Z(ハイインピーダンス)対応端子があること、コンデンサマイクを使用される方は、ファンタム電源が付いていることを念頭において下さいね。

もうひとつ、オーディオドライバ ASIO(アジオ) か WDM/KS に対応したオーディオインターフェイスであること。

*「オーディオドライバ」に似た言葉に「オーディオデバイス」という言葉がありますが、デバイス=装置(ハードウェア)、ドライバ=(デバイスを動かすためのソフトウェア)で、上記の場合、オーディオインターフェイスは、外付けのデバイスの一種で、それらを、音の遅れなく快適に動かすのがソフトウェアである、ASIO(アジオ)やWDM/KSのドライバということになります。

ですから、オーディオインターフェイスを購入されたとき、CDが付いてきますので、CDからドライバをPC(パソコン)にインストールします。
または、メーカーから指定のドライバをダウンロードしてPC(パソコン)にインストールします。

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